キヤノン EOS 70D の変更点「デュアルピクセルCMOS」って?

ザ・ミドルクラス

 
キヤノンから「EOS 60D」念願の後継機、「EOS 70D」が発表されましたね。
 
チャンスがあれば「EOS 6D」を買ってしまおうかと企んでいた私に、新たな刺客が登場、というわけです。
 
さて、今回の発表では気になる単語が出てきていました。
 
 
 

・デュアルピクセルCMOSセンサー

 
 
 
なんだそれは。
これはおそらくこういうこと、だと思います。
 
デュアルピクセルCMOSセンサーとは、
センサーのピクセルの一粒一粒に「デュアル」つまり二つの役割を持たせたセンサー。
 
その二つの役割とは「撮像=光を記録すること」と「位相差AF=光の角度を調べてピントを合わせる」です。
 
今まではピント合わせと光の記録でセンサーが二つ必要だったのが、一粒のピクセルに両方の役割を持たせることで、ひとつのセンサーで同時に二つの作業が行えるようになったんですね。
 
なんだかすごそうですね。
 
これにより何がよくなるかというと、ライブビュー時のAFがファインダー時のAFと同じになるということなんですね。
 
70Dは60Dからバリアングル液晶を受け継いでいますので、バリアングル液晶にライブビューで映しながらハイアングルローアングルを素早いAFで撮影できてしまうんですね。
 
 
うん、なかなかよさそうですね。
 
 
動画撮影時にも撮影しながらのAFが早くなってるみたいです。
「EOS movie」最近キヤノンさんチカラ入れてますね。
 
 
 
 
上記のセンサーの部分が特筆すべき点ですが、ISO感度、測距点など、あらゆるスペックで60Dから着実にレベルアップしています。
 
 
フルサイズエントリー機の6Dを出したことにより、APS-Cのミドルクラス機の立場が危うくなりそうですが、
これら「使いやすさ」や本体サイズがキヤノンさんの出した「住み分け」なのかもしれないですね。
 
 
APS-C専用のレンズも多いですから
そういった資産を無駄にしたくない人も
安心してクラスアップできますね。
 
 
あとは実物を触ってみて、シャッター音やグリップ感を体感してみたいです。
発売日は8月29日だそうですが、いつごろ
電気屋さんに並ぶんでしょうかね。
楽しみです。
 

 
 
それではー。